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奥が深いトマトの収穫。そして落とし穴。。。
July 19, 2017
最近は週に2回ほどトマトの収穫に入らせて頂いているのですが、
美味しいトマトを選ぶのは職人技というお話。
栽培しているのはシンディスウィート、アイコ、イエローアイコの3種類。

アイコ

イエローアイコ

シンディースイート
ミディアムサイズ、ミニサイズの中でも甘みと旨みのバランスが良く人気の品種。
でも、1本の樹から取れるトマトでも、収穫のタイミングによって味に差が出るんです。
当然、緑色のものはまだ若く、取り時ではない というのは誰でも分かるかと思います。
でも見分けなければいけないのは、赤く色づいている中、その「赤色」の中での微妙な色の違いなんです。
また、指で触った時の感触もとても重要な情報源。
何より難しいのは、「お客様に届けるトマトそのもの」は試食によって味を確かめられない ということ。
かじりかけの物をお送りすることはできないので当たり前ですよね (笑)
なので、とにかく「目で見た色+指の感触」だけで最高の状態のものを選ばなくてはいけないんです。
「目で見た色+指の感触」と「味覚」との一致が必要。
そのために試食をたくさんしながら収穫しています。
植わっている樹の状態や、場所や時間帯による光の加減によっても感覚が変わってくるので、
少し移動したら試食して収穫、少し移動したら試食して収穫 ということの繰り返し。
スーパーで買っても結構なお値段のする人気のトマト達を、
1回の収穫でも結構な数、試食することになっていると思います。
贅沢な話かもしれませんが、落とし穴が。。。
それはトイレが近くなる! ということ。
リコピンやビタミンC,Aなど、栄養素に富んでいますが、夏野菜らしく、体を冷やす効果もありますからね〜
ハウスの中に、若い物から熟した物まで、数万個あるであろうトマト達の中から、
最高の状態のものをお客様にお届けするため、日々トイレを我慢しながらビニールハウスの中で奮闘していま〜す!
〜今日も明日も一歩ずつ、トコトコと良い方向に向かいますように
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