巷で噂のホウキング作成


有機農業で大変な作業の一つが除草

そう、草むしりです。

条間の除草については、昔ながらの三角ホーやけずっ太郎など、

色々と便利なグッズがあり、手で1本1本雑草を抜く作業に比べれば格段に楽に速くできます。


けずっ太郎

下の図のように、条間は作物の植わっていない直線が長いため、50mでも100mでも、

上記のグッズを真っ直ぐに連続的に使えるためです。

しかし株間除草については、連続的に行えません。

例えば株間5cm間隔で植わっているほうれん草であれば、その間に生えている雑草を手で抜かざるを得ませんでした。

三角ホーや機械で連続的に除草しようとすると、作物まで傷つけてしまうから。

50m植わっている作物をしゃがんだ状態で何往復もするって大変ですよね?


そこで福岡県で40年ほど有機農業を続けて来た古野さんという方が考案したのが

名付けて"ホウキング" 。

金属製の熊手を組み合わせて自作されたそう。

金属の爪1本1本がバネのように揺動することと、あるタイミングでの雑草と作物の根の深さの差を利用した、とってもローテクだが革命的な技術です。

毎日新聞にも取り上げられていたのですね。

動画でその原理も分かりやすく解説されています。


数十時間の時間短縮と、腰や膝に負担のかかるしゃがんだ姿勢での作業軽減のため、早速さいのね畑でも作って見ました!

ちなみに、さいのね畑では、これまでの卒業生も卒業課題があり、自分に課せられたのは、自作のツール3つ制作。このホウキングはその第1段です。


まずはじゃがいも畑でトライ!

100%ではないけど断然効果あり。

100mをまずは7本。ほぼ普通に歩くスピードでできるので格段の進歩です。



小松菜やホウレン草、からし菜などの葉物の畑でもトライ。


左半分が Before, 右半分が After

100%ではないけど、これだけでかなり効果あり


右が小松菜、左の小さな3本が雑草

根っこの深さが全然違うこのタイミングがちょうど良かったか!?

土の柔らかさや、ちょっとしたタイミングで効果が異なってくるようなので、

そこらへんは自分で試行錯誤していくところなのでしょう

この後に及んで新たな適正技術が生まれる有機農業。シュールで面白い。

〜今日も明日も一歩ずつ、トコトコと良い方向に向かいますように〜

#研修日記

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